5分でわかる犬と猫の違い

猫と犬の違い

 犬と猫は人間の身近な動物として昔から認知されている生き物です。そもそも犬と猫はどう違うの?と疑問をもたれる方も多いかと思います。

犬・猫の人との歴史

犬の歴史

人間と共に過ごした歴史でいえば、犬のほうが猫よりも長いです。犬の祖先はオオカミだとされていて、家畜化が始まったのも猫より何千年も前となります。ご存知の通り、犬は番犬や狩猟犬として活躍しているので、古くから人の役に立っていたんですね。

猫の歴史

犬に対して、猫が飼われ始めたのは古代エジプト時代だとされています。日本だけでいえば奈良時代ごろに、中国から輸入されたことが始まりです。

猫は農作物を荒らしてしまうネズミを対策するために飼われたのがきっかけです。狩りがうまいことは飼っている人なら納得してしまいますね!

犬と猫の食事

犬は元々肉食でしたが、人間に飼われるうちに雑食になりました。

対する猫は肉食動物です。ネコ科の動物を思い返してみると、ライオンやトラやヒョウ…肉食であることがわかります。ただ、完全に肉食なわけではなく、肉食に近い雑食が定説です。栄養バランスに優れたペットフードを与えていれば問題ありません。

雑食といっても何でも食べられるわけではなく、犬が食べてはいけない食べ物もあるので注意が必要です。

犬や猫の寿命はどのくらい?

最近のペットフードは良質になってきましたし、環境もよくなってきたので、10年以上生きる犬や猫も多いです。私が飼っている猫も10年以上一緒に過ごしています。猫の話ですが、なかには20年生きた長寿猫もいるようです。平均的な寿命は犬種や猫種によっても違いはでます。

性格の違い

犬が群れで行動するのに対し、猫は単独行動を好みます。そして、犬は主従関係がしっかりしていて、主人の側を離れない傾向があります。ですが、猫は飼い主のことを単なる同居人と考えるらしいので、犬と比べると表面的に懐いてない感じがしてしまうのは否めません。

猫は人に懐くというよりも、家につくといわれています。性格上自由奔放なので、放し飼いしてると帰ってこないこともしばしばあります。外に出たまま他の家に居ついてしまうことも多いです。

※上記であげた部分だけでいってしまうと、猫ってとても飼うことが難しいのではないか…と思いがちですが、環境によって変わって来ます。
色んな性格の猫がいますので一概には言い切れません。

種類数と仕事の違い

犬と猫では種類の数が違います。猫がおよそ100種類に対し、犬は400種類ほどいるとされています。こう見ると犬の方が多いですね!犬の種類がこんなに多いのには、ちゃんとした理由があります。そもそも猫と犬は仕事の質が違うからです。

犬は多種多様な仕事をすることが多いです。例えば、狩猟、介助、盲導、牧羊など様々な分野で活躍しています。昔から品種改良をしてきたのも理由の一つだと思います。

対する猫の仕事といえば、農作物を荒らすネズミを捕獲したりすることです。

日本猫に限っては品種改良はされていないようです。外国の品種改良されている猫は、ブリティッシュショートヘアと、アメリカンショートヘアを組み合わせたスコティッシュフォールドが有名ですね!

 犬と猫の体臭・臭いの違い

以下は私の個人的な意見をまとめました。

動物なので、独特な獣臭は多少しますが、体臭に関しては犬より猫の方が臭わないです。理由の一つに猫は汗をかかないとされているのも関係あるかと思います。詳しくはこちらの記事で書きました。

本来猫は綺麗好きなので、体臭も犬よりは気にならないかと思います。ただ、猫は尿が臭うので、トイレの砂は小まめに取り替えたほうがいいです。最近の猫砂は消臭効果がバツグンなので、以前よりは気にならなくなりました!

対する犬は室内飼いでも、定期的にお風呂に入れないと結構臭います。この体臭は毛の多さにも関係してくるので、犬種によっても違ってきます。ですが、ずっと一緒に過ごしているとニオイに関しては麻痺してくるので、一度も犬や猫を飼ったことがない人にとっては臭いが気になることも多いかもしれません。

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