キャットフードの種類や選び方

猫の餌の選び方・どんなものを選んだほうがいい?

キャットフードにも色々な種類があり、なにを食べさせたらいいか迷ってしまう事も多いと思います。毎日食べるものなので、じっくり慎重に選んでみてください。

猫が好きなキャットフードとは

人にも好きな食べものがあるように、猫にも好き嫌いはあります。餌の種類によっては、猫の食欲が出ないこともあるので、餌を食べてくれないと思ったら別の餌にしてみるのもおすすめです。もし、猫を飼い始めて間もないなら、色々な種類のキャットフードを用意して、どのキャットフードが一番食いつきがいいか調べてみましょう。

大体ドライフードは2種類くらい用意してあげて、よく食べる方をメインにしてあげるのがベストだと感じます。また、ウェットフードも2、3種類ほど用意し、猫が餌に飽きてきたら混ぜてあげるのもいいと思います。

※好きなキャットフードが既にあるなら無理に変える必要はないです。

キャットフードのフレーバー

キャットフードには、フレーバー(味や風味)による違いがあります。このフレーバーは猫の食欲に関係していて、カツオなど、魚味が好きな猫もいれば、チキンなどの肉味が好きな猫もいます。好みによっては猫が餌をあまり食べてくれないこともあるので、数種類試してみるといいと思います。

猫の加齢による餌の選び方

猫の年齢によって、必要とされている栄養が違うとされています。その場合は、各メーカーの年齢別の餌を与えてみましょう。餌のパッケージには年齢が記載されているので、選ぶ目安にしてみてください。

猫が味に飽きたのとは別に、猫が高齢になってくると、通常のカリカリを食べなくなったりすることもあります。歳をとると、歯や飲み込む力が弱くなってくるので、無理にドライフードのみを与えずに、ウェットフードをまぜて与えてみるのもいいと思います。

他にも総合栄養食としてのウェットフードならメインの食事にすることもできます。獣医さんに指定された餌がある場合はそちらを優先した方がいいでしょう。

キャットフードの種類

最近ではキャットフードも多種多様なので、どの部分を重視するかで選び方を決めてみてください。ドライフードを販売しているメーカーとしては、キャラットメディファスカルカンなどがあります。

どのキャットフードが合っているかは、飼っている猫の状況によって様々ですが、各キャットフードの特徴をお伝えしたいと思います。よければ参考にしてみてください。

成猫のキャットフードの選び方

ドライフード

ピュリナ ワン サイエンスダイエット アイムス

ドライフードとは、固形の乾燥させたものを言います。通称カリカリ。猫の基本食としては、このドライフードが基本食となります。栄養バランスが高いので、毎日の食事はドライフードをお勧めします。ドライフードのメリットは保存しやすく、適度に硬さがあるので、歯周病予防にもなります。反対にカリカリを好まない猫は歯が弱くなるといわれています。

各メーカーにより、栄養素が違うのでひとくくりにできませんが、肥満対策がされているものや、毛玉ケアができるものが販売されている傾向があります。ドライフードは硬いので、基本的に歯が生え揃ったあとに与えるのが望ましいです。まだ歯が生えそろってない子猫のうちはミルク、缶詰、パウチされたウェットフードなどを与えるようにしましょう。

■猫の食欲がなくなった
毎日同じものを与え続けると当然猫も飽きることがあります。最近食欲なさそう…と感じたら別のメーカーの餌に切り替えてみるか、ドライフードの上に少量のウェットフードをのせてみるのもおすすめです。
ドライフードはその名の通り乾燥しているものなので、水分補給ができるように水の準備も忘れないようにしましょう。

プレミアムキャットフード

ロイヤルカナン

プレミアムフードとは、一般的に販売されているキャットフードよりも食事バランスが考えられ、ランクアップされたフードとされています。ペットフードのなかには、ランクが存在しており、通常のものをレギュラー、ランクをあげたものをプレミアムといいます。

通常の市販されているキャットフードと比べると価格が高いですが、プレミアムフードは、着色料保存料などの合成添加物を使っていないので、主にペットの健康面に適した食事とされています。国産のキャットフードは、安全性の基準がゆるく、添加物や保存料などが多く含まれている場合があるので、猫の健康面を考えると、プレミアムフードがいいという意見も多くあります。

※プレミアムフードを与えれば病気にならない、長生きするというわけではありません。

ウェットフード

フィリックス カルカン モンプチ

ウェットフードとは、魚や、肉をほぐした形状の餌を指します。主な種類としては缶詰タイプやパウチタイプのものが販売されています。ドライフードとの違いとして、水気が多く、消費期限が短いので保存に向いていません。他にも、歯石、口臭の原因になることがあります。

ただし、猫の鼻を刺激して食欲をアップさせることも場合によってはできるでしょう。猫によってはドライフードよりもウェットフードを好んで食べることが多いと感じます。場合によっては毎日の食事として総合栄養食のウェットフードの方が良い場合もあります。

体調や年齢によっては硬いドライフードが食べられない猫もいるので、ウェットフードの方が向いていることがあります。

総合栄養食ってなに?
通常のウェットフードとは違い、猫にとって必要な栄養が補給できる基準を満たしたフード。健康を維持する目的でつくられているフードで、総合栄養食表記されてものは栄養バランスが良いとされている。基準値はペットフード公正取引協議会が定めています。

※総合栄養食以外のウェットフードでもドライフードとまぜてあげることで、猫がアップすることもあります。

生後間もない子猫には何を食べさせたら良い?

ワンラック キャティーマン ドギーマン

生まれて間もない子猫の場合、自分から餌を食べられない状況だったり、歯も生え揃っていないので、上記で述べたドライフードやウェットフードではなく、哺乳瓶からミルクを与えましょう。

ミルクを与える場合は、人間用のミルクではなく、必ず猫用のミルクを与えるようにしてください。人が飲んでいるミルクは下痢の原因になるので与えてはいけません。

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大体、離乳期が始まるのが生後約3週間になります。歯が生え揃うのは約4週間とされています。最初は、子猫も自分から餌を食べるのに慣れていないので、お皿にミルクを入れて飲めるかどうか様子を見ましょう。その後、飲み始めるようでしたら柔らかい子猫用のウェットフードを与えます。

食事の量としては、子猫が食べきれる量が好ましいです。歯がしっかりしてきてドライフードに切り替えたいときは、ウェットフードを少量混ぜて食べさせると食いつきがよくなります。

猫の食欲がないときは?

場合によっては猫がキャットフードを食べないとき(食欲不振)があります。
猫の食欲がないときは「猫が餌を食べないときの対処方法」を参考にしてみてください。

人間の食べるものはNG

基本的に人間が食べているものを与えるのはあまりよくありません。人が食べるものは塩分・糖分が高いので、猫だけに限らずペットの体に悪い影響を与えてしまうことがあります。

人間もそうですが、猫が10年、20年と寿命を延ばしてきたのも、食事バランスが大きく影響しています。なるべく人間が食べるものは与えないようにしましょう。最近のペットフードは、年齢にあった栄養バランスが考えられています。専門的に作られたキャットフードの方が健康を保てます。

それとなかには猫に与えたらいけないものが数多く存在しています。他にも人の食事は塩分過多になってしまうので病気になる可能性もあります。

詳しくは「猫に与えてはいけない食べ物」を参考にしてみてください。

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