猫の不妊手術と去勢手術~出産計画を立てる

猫の不妊(避妊)と去勢

 

できれば猫を飼う前に、きちんと出産計画は立てたいです。繁殖させるのかは飼い主次第!予定がない場合は避妊や去勢の予定を立てましょう!

去勢と避妊手術のタイミングとしては、

オス猫:生後6~8ヶ月
メス猫:生後4~7ヶ月
だとされています。

よくわからない方はお近くの動物病院で相談してみるのをおすすめします!

去勢や不妊について考える

飼い猫を出産させるかは、飼い主が考えなければなりません。出産を考えている場合は正しい知識が必要になります。

それに育てる環境や、人に譲る場合にも、しっかりと計画を立てたいですね!知識のないまま産ませてしまうと自分だけではなく、他の人達にも迷惑になる原因をつくってしまいます。去勢手術や不妊手術をさせるのは、可哀想と安易に考えないようにしたいです。

メス猫の不妊・避妊手術のメリット

不妊させるメリットとして、メス猫に起こる病気を防いでくれます。

・子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)

不妊させない場合は、子宮蓄膿症などの病気が付きまといます。子宮蓄膿症は、交尾をしないまま発情を繰り返した猫や、歳をとった猫にあらわれる病気です。

子宮蓄膿症に関しては不妊手術で防げます。不妊手術では子宮と卵巣を切除するので、子宮蓄膿症にかかることはなくなります。

・乳腺腫瘍(にゅうせんしゅよう)

他にも乳腺腫瘍といわれる病気があります。

簡単にいうと乳ガンです。性ホルモンが関係しているとされているので、不妊手術をすると発生する確率を下げられます。出産させる予定がないなら、不妊手術をうけることをおすすめします。

オス猫の去勢手術のメリット

所謂オス猫の尿スプレーで悩んでいるなら去勢手術をするメリットはあります。尿スプレーは発情期にも多く見られる行動なので、手術を終えた猫はこのような行為が減るとされています。

その他にも、オスの去勢手術をしない場合に起こるケースとして、発情期に外に出たがるということです。猫によってはそのまま脱走する可能性も出てきます。そしてメス猫が子供を産んでしまった場合、野良猫が増えてしまうことになり、結果として駆除されてしまいます。他にも脱走後に事故に合うこともあるので、去勢手術により、これらの行為を防げます。

去勢手術と不妊手術のデメリット

去勢すると大体の猫はおとなしくなります。うちの猫も暴れん坊な子がいましたが、去勢をしたらおとなしい猫になっていきました。

デメリットといえば太りやすくなることです。オス猫もメス猫も去勢や不妊をすると、運動量が減り、太りやすくなるとされています。

ホルモンバランスが変わってくるのも原因です。そのため食事に気をつけたり、運動量を多くする配慮が必要です。

不妊手術と去勢手術はするべき?

上記でも述べましたが、産ませる予定がないならするべきだと思います。
猫が病気にかかるのも防げるので、長生きさせたいなら手術は必須です。

メス猫に限っていえば、妊娠や出産はとても体力を使うので、不妊させた方が長生きするといわれています。

もちろん、交配させることを否定してるわけではありません。ちゃんと育て親がいる、環境が整ってる、正しい知識がある。予定をしっかり立てているなら問題ないです!産ませるか産ませないかは飼い主次第なので
猫のことを思うならよく考えて計画を立てていきましょう!

このページの先頭へ