キャットフードを保存する方法

キャットフードに最適な保存方法

多頭飼いや、たくさん食べる猫の場合は、餌がなくなるのも早いですが、猫の食欲によっては中途半端に餌が残ってしまうことがあります。保存状態が良くないと、猫の食欲がなくなったり、場合によっては、猫の餌を無駄に捨ててしまうこともあります。

下記では、キャットフードの保存方法をご紹介します。ぜひ新鮮なキャットフードの状態を保ってみてください。

キャットフードを出しっぱなしにしている場合

もしキャットフードをちゃんと保存していないなら、以下の心配があります。

POINT

・餌の匂いが減って食欲不振になるかも。
・部屋の悪臭になりやすい
・虫が沸きやすくなる
・カビが生えることもある

餌を出しっぱなしにしているとデメリットも多いので、しっかりと保存しておきましょう。

餌を出しっぱなしにしていると、暖かい時期に虫やカビが発生することもあるので、常に気をつけた方がいいです。人の食べものと同じく、キャットフードも虫が好むものなので、管理しておかないと大変なことになります。

湿度が高い6月~はカビなどにも注意した方がいいと思います。

出しっぱなしにすると猫が餌を食べないこともある

猫は鼻がきく動物で、食欲をニオイで左右されることがあります。ニオイが強いウェットフードに興味を示すのもこの理由が大きく関係しています。

元々、猫は餌を少量残す(むら食い)動物ですが、基本的に匂いで食べものを判断しているので、食べものの風味がおちてしまうと餌を食べなくなることもあります。

うちの猫は出しっぱなしにしている餌は食べてくれません。新しい餌を出すようにねだってくるので、キャットフードの匂いは結構重要なことだと思いました。

エサの賞味期限と消費期限

ドライフードやウェットフード(缶詰など)には賞味期限があります。

○ドライフード

ドライフードの賞味期限は、大体、長くて数ヶ月~持ちますが、一度開封してしまったものはできるだけ早めに消費した方がいいです。

乾燥しているものなので、大丈夫だろうと思っても、保存状態が良くないと、虫がわいたり、カビが生えることもあります。

○ウェットフード

ウェットフードでは一度開封したものを数回に分けて消費すると思いますが、ドライフードよりも賞味期限や消費期限が短く、痛みやすいのでさらに注意が必要です。

夏の暑い時期は、翌日には食べきれる量にすることも大切です。

パウチされたタイプや、缶詰タイプのものを使いきれない場合は、タッパーなどに保存して冷蔵、冷凍して保存しておくことをおすすめします。

ただし、一度開封してしまったウェットフードは状態も悪くなっていくので、冷蔵、冷凍してても、できるだけ数日の間に使い切ることが望ましいです。

古い餌を捨ててしまう前に考えたいこと

猫が残してしまった古い餌は、衛生面から考えても、なるべく捨てた方がいいです。このとき、捨てる量が多いと思ったなら、猫に与える食事の量を調節してあげましょう。

食べる量は、猫の状態や、何匹飼っているかによって変わってきますが、あまり食べないと感じたら、エサを与える量を減らしてみてください。適切なエサの量にすることで捨てる餌も減らせるので、無駄を省けて経済的にもいいと思います。

大体健康な成猫なら2~3回の食事を目安にするといいですね。私は1日2回与えています。それでも日によっては残ってしまいますが、だいぶ捨てる量を減らすことができました。

関連:猫の食事の回数と与え方

キャットフードを保存する方法

キャットフードの保存方法は、餌の種類によって違うので、主に使っている餌で選んでみてくださいね。

・袋のまま保存するときはフードストッカーを使う
・袋から取り出した餌は真空容器などに保存する
・ウェットフードの場合は、タッパーで冷蔵、冷凍保存する

ドライフードの保存は、フードストッカーや真空容器などが向いています。

大きい袋の場合はフードストッカーを使い、毎食で用意するものは真空容器や密封できるビンなどに保存しておくと取り出すときに楽なのでお勧めです。

ウェットフードを保存するときは、使い切れないものをタッパーに入れて冷蔵したり冷凍しておくといいです。冷凍したものは冷蔵で自然解凍してから使いましょう。ウェットフードを使うときは、人肌程度にレンジで温めてあげると風味も多少戻るのでおすすめです。

フードストッカーを使用する

フードストッカー

ドライフードを保存するのに適しているフードストッカーですが、種類は様々で、袋から出したものを保存できる容器や、開封した袋ごと保存できるものもあります。

餌を保存するときにはフードストッカーを使った方が、餌のニオイも飛びづらくなりますし、虫がつきにくくなるのでメリットはたくさんあります。

また、他の利点としては、猫が餌の袋にいたずらしてしまうのを防いだり、餌袋が邪魔な場合も、一箇所にまとめておくことでスペースに余裕ができます。私のうちは多頭飼いなので、餌の場所を確保できたのは大きいと思っています。

関連:「キャットフードの保存容器と種類

フードストッカーの湿気

乾燥剤

真空容器の場合は問題ないと思うのですが、袋ごと保存できるフードストッカーは湿気にも気をつけましょう。ジメジメしてる時期はカビが発生しやすいです。

私は、フードストッカーのフタに貼り付けるタイプの乾燥剤を入れてあります。乾燥剤を使っていなくてもカビが発生しない場合もありますが、一応念のため使っておいた方がいいでしょう。

フードストッカーを置くときも湿度が高い場所には置かないようにするといいですね!それと、出し入れするときにもフタはしっかり閉めておくことを忘れずに。

保存する方法のまとめ

キャットフードを保存するときに特に注意したいのが、ウェットフードだと思います。

私のうちでは、ドライフードをメインの食事にして、ウェットフードをたまに与えていますが、猫によってはなかなか食べきらないことが多いです。そのため、結構な頻度で餌が余ってしまいます。

ウェットフードは、ドライフードと違い、水分が高く、生ものなので、できるだけ数回で使い切るようにした方がいいと思います。一度開封してしまったのエサの長期保存は風味が落ちてしまい、味も劣化してしまいます。猫のためにも早めに使ってあげましょう。

キャットフードの保存の仕方1つでエサの匂いが飛んでしまうのを防ぐことができるので、ぜひ試してみてください!

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