猫に人の食べ物をあげてはいけない理由
猫には専用のキャットフードを!
猫に人が食べているものをあげたことはありませんか?
・可愛いからちょっとだけあげよう。
・欲しがってるからあげてしまう。
・猫がつまみ食いしてしまう。
猫の健康面を考えると、ちょっと危険です。何故なら人の必要な栄養は違うからです。
動物の健康面を考える
人の食べ物は、猫にとって必要がない食べ物です。そもそも猫は私たちと違い、必要な栄養が違います。
例えば、ビタミンCは私たちにとって必要なものですが、猫は体内で作り出すことができるので必要ないのです。そしてタンパク質は人より猫の方が必要としています。このことからも猫と人間がとるべき栄養素が違うことがわかります。何より人間の食べ物というのは塩分が高いです。猫は塩分をとる必要はほとんどないので、健康面を考えるなら絶対に与えてはいけません。
離乳期に好む食べ物が決まる
離乳期とは人間でいう、母乳やミルクだけではなく離乳食を食べる時期です。
実は、離乳期に食べた物が、猫の好物になる傾向があります。この時期に人の食べるものを与えてしまったりするとあとで大変なことになってしまいます。
人が食べるものは猫も好きなんだろうという軽い気持ちが猫の病気や寿命に大きく関わってきます。
猫に人の食べ物を与えないしつけ
食事をしていると猫が食べ物をほしがるようになった!猫は一度でも人の食べ物の味を知ってしまうと、欲しがるようになります。それどころか、食卓にのぼってつまみ食いすることもあります。反対に一度も与えていない場合は、人の食べ物を欲しがらない猫になります。
もし猫が欲しがって困っているのなら、徹底してあげないようにしてください。一緒に住んでいる他の家族にも伝えてみてください。
根気よく猫に教えてあげれば、いずれ猫も欲しがることはなくなります。食卓にあがってしまったときは、猫が嫌がるように大きな音を出すか、または霧吹きなどを使い、猫を驚かせやめさせるしかありません。小さな積み重ねが猫のしつけに繋がってくるので何度も実践してみると改善するかと思います。