老化は何歳から?年をとった猫との生活
猫の老化サイン
猫の寿命は昔と比べて長生きになりました。私が飼っている猫のなかにも10歳以上になる猫もいますし、知り合いの猫には20年近くも生きている長寿猫もいます。
今回は、年をとった猫との生活で気をつけたいことや、健康管理について書かせていただきました。
猫の寿命はどのくらい?
最近のペットフードはすごく栄養バランスがいいので猫もずっと健康でいられるようになりました!その寿命もどんどんのびていき、猫の平均寿命は大体15歳前後といわれています。
ただし、寿命はあくまで老化を判断する目安です。20歳以上生きる猫も多いので当てはまらないこともあります。猫の15歳は人間でいうと大体80歳前後の高齢です。ちなみに生後1ヶ月ほどは人でいうと2,3歳になります。
猫の健康管理は7~8歳から気をつける
人も高齢になると様々な病気に気をつけるようになります。猫も高齢になると免疫力もおちますし、身体的にも衰えが目立つことも多くなるでしょう。
特に気をつけたいのが食事バランス!猫は高齢とともに腎臓が弱くなるみたいなので、人間用の食べ物は絶対あげないようにしましょう。塩分の与えすぎは腎臓に大きく負担をかけることになります。人のものは塩分が多いので気をつけたいですね!
猫が老化したサイン
年をとると眠る時間が増える
うちの猫は大体10歳こえたあたりから、よく眠るようになりました。
それに動作が鈍くなったと感じています。若い頃はとにかく走り回ることが多かったのですが、年とともに歩いてることが多くなりました。ただ遊ぶときには元気に走り回りますし、猫は平均15時間ほど寝るとされてるので、あまり心配しなくてもいいようです。眠る時間はそっとしといてあげるなど、少し気を遣うだけで負担も減ります!
猫の爪が伸びやすくなる
運動量が減った猫は体を動かすことが少なくなり、爪も伸びやすくなります。伸びっぱなしになってると爪が曲がって、肉球に食い込むこともあります!できるだけ、猫の爪を定期的に見てあげましょう。爪を切るのに慣れていないのなら病院で切ってもらう事ができます。
反応が鈍くなる
エサを食べたのに鳴いてねだったり、今までトイレにきちんとしてたのに粗相をしてしまうことも。これは鼻が悪くなったからだと思います。
猫は食事やトイレをニオイで判断しているので鼻が悪くなってくるとエサもトイレも上手にできなくなります。他にも聴力の低下してくるので、飼い主が名前を呼んだり、ちょっとした物音くらいでは反応しなくなることがあります。
視力の低下
物にぶつかったりすることも多くなります。歩き方がおかしかったり、フラフラしていたりしているなら視力がおちている可能性が高いです。
毛のつやが悪くなる
猫も毛が薄くなったり毛のつやが悪くなります。部分的にバサついてきた場合は老化の証です。自分で毛づくろいするのも難しくなってくるので、飼い主がブラッシングしてお手伝いしてあげましょう。
環境によるストレスにも注意!
老化した猫がいる家に新しい猫を迎えるのはやめてあげましょう。元気いっぱいの子猫を同居させるとストレスになります。どうしても同居させたいときにはひとりで眠れる場所を確保してあげたいです。
他にも引越しなど環境がかわるときにも注意が必要です。猫は同じ環境を好むので、がらりと周りの環境がかわることは猫のストレスになってしまうのです。できるだけ同じ環境で過ごせるのが望ましいです!
若い頃と違って気遣うことが多くなってしまいますが、十分に気をつけたいポイントだと思います。ただ年をとったからといっても遊ぶことはできるので、スキンシップも欠かさずにしてあげたいですね!体調が悪そうだと思ったらすぐお医者さんに見てもらうことも大切です。