ペットを飼っている方におすすめの掃除機メーカー

ペットを飼っているならどんな掃除機を選ぶ?

掃除機といってもメーカーや種類が多すぎて選びづらいかもしれません。今回は簡潔ではありますが、下記で掃除機メーカーをいくつかに絞ってご紹介したいと思います。

犬や猫を飼っている家庭だと掃除機を使う回数も多いと思うので、ぜひ使いやすいものを選んでみてください。

掃除機選びの基本は、こちらの「猫の抜け毛対策でおすすめの掃除機の選び方」に書きましたので、よければ参照ください。

ペットを飼っている家庭はどんな掃除機がおすすめ?

ペットを飼っているなら個人的にコードレス+サイクロンをおすすめします。

猫は過ごしやすい場所を探して移動しているので、部屋の中に毛が溜まってしまうポイントがいくつもできてしまいます。階段などもコードレスの方が楽でした。そのため、すぐに掃除機をかけられて、小回りの効くコードレスの方が向いていると感じます。

また、サイクロン掃除機は目詰まりしづらい・小まめにゴミを捨てられる・紙パックのような消耗品がないメリットがあるので、ペットの毛だけではなく、猫砂を吸い込む方にも利便性は高いと思います。

サイクロンじゃないカプセル方式も小まめにゴミを捨てれば吸引力も気にならないのでおすすめです!

長時間掃除するならコード式の掃除機がおすすめ

がっつりと大掃除するなら、コード式の方がいい場合もあります。

コード式は時間を気にせず掃除できますし、吸い込むパワーが高い掃除機が多いのでまだまだメリットもたくさんあります。

ただ、最近のコードレス掃除機も、以前より充電時間が早い・稼働時間が長くなっていることがほとんどなので、使い分けるのも1つの手です。

掃除する場所によってはノーマルヘッドの方が吸い取りやすいこともある

ダイソンのようなヘッドに回転ブラシがある掃除機は、絨毯やカーペットに絡んでいる長い毛に適していますが、固形のものを吸い取る場合は、ブラシの形が邪魔してしまい、吸い取りづらいことがあります。

画像のようなマキタなどに搭載されているノーマルヘッド(従来からあるヘッドブラシ)の方が、固形物を吸い取りやすい場面は多々あります。

例えば猫砂やキャットフードの食べこぼしなどの固形物は、ブラシが付いていないノーマルヘッドの方が利便性は高いと思いました。

掃除機のメーカー比較

簡潔な解説ではありますが、5つのメーカーをご紹介します。もちろん下記以外のメーカーでも色々な掃除機を販売しているので、機能面や使いやすいそうなものを選んでもらえれば幸いです。

最近の掃除機では、サイクロン式・カプセル式のコードレス掃除機が人気があります。紙パック式には紙パック式のいいところもあるので、使う人のライフスタイルに合わせて選んでみてください。

マキタ・スティック型コードレス式

10.8V CL106FDSHW 10.8V CL107FDSHW 18V CL182FDRFW
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マキタは電子工具で有名なメーカーですが、コードレス掃除機も販売しています。10.8Vシリーズでは1万円前後から選べます。

フローリング・畳・マットなど表面に浮き出ているゴミなら問題なく吸い取ってくれます。

マキタは充電時間が早く、軽いのが特徴です。予備バッテリーを用意することで充電が切れてもすぐに掃除を再開することもできます。

モデルごとの違い

さらにマキタからは吸引力が強く、稼働時間が長くなった14.4Vシリーズや、18Vシリーズもあります。ただ選ぶモデルによって、掃除機の重さも違うので重量もチェックしましょう。

それと、集塵方式がモデルによって違います。「CL106」だとカプセル方式ですが、「CL107」だと紙パック式になっています。

通常の床に落ちているホコリやペットの毛を吸い取るならどちらでもいいと思いますが、猫の砂を吸い取る場合は、すぐにゴミとして捨てられるカプセル式の方がいいかもしれません。

マキタのノーマルヘッドについて

そんな便利なマキタ掃除機ですが、ノーマルヘッドを使っているので、毛足の長い絨毯に絡まっている長い髪の毛やペットの毛を吸い取るのには向いていません。掃除機を動かすときにも引っ掛かりが出てしまいます。

どうしてもマキタの掃除機で絨毯を掃除したい場合は、別売りの絨毯用ノズルを使うという方法もありますが、体感あまり変わらない気がするのでおすすめしません。

こんな方にマキタをおすすめ
・安価な製品を探している
・充電時間が早い製品を使いたい
・重量の軽い掃除機がいい
・紙パックorカプセルを選びたい
・フローリング・畳・階段などを掃除することが多い
・床に落ちているペットの毛を吸い取りたい

ダイソン・スティック型コードレス式

V6 Slim SV07 ENT2 V7 Fluffy SV11 FF V8 Fluffy SV10 FF2
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ダイソンはイギリスに本社があり、独自のサイクロン式掃除機を開発・販売しているメーカーになります。最近ではCMをやっているので知っている方も多いと思います。

特筆する部分としては、ヘッドブラシが豊富にあるので、場所によって付けかえるだけで掃除がやりやすくなることです。絨毯などのペットの毛で悩んでいる方は、ヘッドブラシを変更した方が取りやすくなると思います。

また、ダイソンが採用しているサイクロン掃除機は目詰まりしづらいため吸引力が低下しづらくなっています。製品の仕様上フィルターのお手入れも少なく済むので、フィルター掃除が面倒だと思う方におすすめです。

ダイソン製品を選ぶときの注意点

ダイソンでは製品名が似ているものが複数あります。例としてあげると「DC62」という製品の他に、「DC62 MHmotorhead」という別の製品があります。

これらは基本的に性能は同じですが、ヘッドなどの付属品が違います。付属品によって値段も変わってくるので気をつけましょう。

ヘッドはフローリング・畳に向いているものと、絨毯やカーペットなどに向いているものあります。ヘッドによっては動かしづらかったり、ブラシによってフローリングを傷つけやすくなるので注意してみてください。

それと、選ぶ製品によっては、重さも変わってくるので軽い掃除機を使いたいと思っているなら、ヘッドの重さにも気をつけた方がいいと思います。使う人によっては掃除機が重いと動かすのも一苦労だと思います。

こんな方にダイソンをおすすめ
・掃除する場所によってヘッドを交換して使いたい
・ペットの毛が取りやすいヘッドがいい
・目詰まりしづらい掃除機がいい
・メンテナンス頻度が少ない方がいい
・絨毯やカーペットをよく掃除する

シャープ・スティック型コードレス式

EC-SX320 EC-SX520 EC-A1R
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シャープからもサイクロン式コードレス掃除機が販売されています。

シャープのコードレスは充電時間が早く、セパレート・チャージ方式を使っているので、予備バッテリーさえ用意したら使用時間を気にせず掃除できます。

モデルごとの違い

コードレス掃除機のECシリーズでは、320・520・A1Rの順に新しいモデルになります。

シャープの掃除機で気をつけたいことは、製品ごとに特色があることです。

例えば、「EC-SX520」だとゴミセンサーが搭載、バッテリーが2個付属されていますが、他モデルでは付いていません。

さらに新しいモデルの「EC-A1R」では、以前のモデルで使えてた機能がなくなっていることがあるので、使いたい機能がある場合には前モデルの方がメリットはあります。

ただ、最新モデルはシャープのコードレス掃除機のなかでも約1.5kgと軽いので、お年よりや女性に向いている製品といえます。吸引力がそこそこあって軽い掃除機を探しているのならおすすめします。

こんな方にシャープをおすすめ
・充電時間の早い掃除機を使いたい
・セパレート・チャージ方式(予備バッテリーでさらに延長しやすい)
・重量の軽い掃除機がいい(EC-A1Rなど)
・連続使用時間が長いものがいい
・目詰まりしづらい掃除機がいい

東芝・キャニスター型コード式

ミニ 掃除機 VC-C3 トルネオV VC-SG512 TORNEO V VC-MG920-R
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連続使用時間を気にしないで、がっつり掃除したいなら東芝のようなキャニスター型サイクロン掃除機をおすすめします。

キャニスター以外にも東芝はスティック型コードレス掃除機も販売しているので、どちらにするか選びやすいのもいいですね。

コード式のサイクロン掃除機のメリットとしては、充電をする煩わしさがないことや、コードレスのサイクロンよりも吸引力を保ちやすいことだと思います。重量も最新のものは、コンパクトで持ち運びしやすいようになっています。

東芝以外にもキャニスター型サイクロン掃除機はあるので、メーカーを比較してみて最も自分に合っているものを選んでみてくださいね。

こんな方に東芝をおすすめ
・充電するのが面倒
・長時間掃除する事が多い
・目詰まりしづらい掃除機がいい
・キャニスター型でも軽い物を使いたい
・手首の負担を減らしたい

アイリスオーヤマ・キャニスター型など

IC-C100 IC-SLDC4 IC-FAC2
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アイリスオーヤマはペット用品も数多く販売しているので、ペットを飼っている方にはお馴染みのメーカーだと思います。製品の種類は少ないですが、キャニスター型・スティック型、両方のタイプを選ぶことができます。

アイリスオーヤマの特徴としては、製品の価格がとにかく安いです。

キャニスター型のIC-C100は通販サイトだと1万以下となっているので、他社のキャニスター型と比べると、圧倒的に安くなっています。

スティック型掃除機IC-SLDC4

また、スティック型の「IC-SLDC4」は重量の軽いコードレス掃除機になります。延長パイプなどを取り付けても重さは約1.2kgとなっています。

上記で紹介したシャープやマキタのモデルと同じくらい軽いので、動かすときや持ち運びのときに楽だと思います。ちなみに集じん方式は紙パック式です。

布団用クリーナーIC-FAC2

「IC-FAC2」は布団用のクリーナーになっています。

特徴としては「高速振動でゴミを浮き揚げて効率よく吸い込むことができる」ワイドたたきパッドや、ダニや花粉を感知するダニちりセンサーというものが付いています。

ペットを飼っている家だとダニやホコリに気をつけなくてはならないので、「IC-FAC2」のようなクリーナーを1つ部屋に置いておくと便利です。

もちろん、他のメーカーからも布団用のハンディクリーナーは販売されているので、興味がある方はぜひ探してみてください。

こんな方にアイリスオーヤマをおすすめ
・価格の安い掃除機を探している
・軽いコードレス掃除機を使いたい
・布団に掃除機をかけたい

どのメーカーの掃除機がおすすめ?

使う人によってどんな機能がいいかは変わってきますが、軽くて小まめに掃除をしたい方にはマキタのコードレス掃除機をおすすめします!

私が使っているのはCL106FDSHという製品ですが、充電時間が早い・カプセル方式・重量が軽いという特徴があります。

猫の毛は、長時間放置すると毛がどんどん溜まっていくので、小まめに掃除するしかありません。何度か掃除機を買い換えた結果、マキタは軽くて充電時間も短いので、毎日小まめに掃除する私には向いていました。

連続稼動時間が約16分と、長くないですが、充電時間が短いので気にならないです。コードレスなので階段掃除も楽なのも良かったです!

絨毯などに絡みついたペットの毛は掃除機では難しい

個人的には、フローリングや畳などペットの毛やホコリが表面に浮いている状態なら、どの掃除機でも問題ないと思います。

ですが、カーペットや絨毯のような毛足があるものは、なかなか掃除機だけですべてを取り除くのは難しいです。特に猫の毛は繊維に絡みやすいので、吸引力が強い掃除機や、専用のヘッドブラシを使っても、すべて取りきれないことがあります。

わたしは掃除機をかける前後で、粘着クリーナーを使ってペットの毛は処理しています。ソファーやマットなどは「一毛打尽」という製品を使っていますが、ペットの毛は問題なく取れています。絨毯の場合は「じゅうたんタービー」のような製品もあるので試して見るのもいいかと思います。

掃除機以外の掃除用具を兼用してみると意外と簡単に解決することは多いです。

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